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40.

   (四日後)七月五日(日)

 朝、小雨の降る中まーちんと陽子ちゃんは二台の車でアパートの前まで来た。カオルとぼくと四人でしばらく立ち話をしてから、まーちんの黒い車を置いて、ふたりはデートに出掛けて行った。らんまるは今日はまーちんの部屋で留守番だ。
「そういえばカオル、メガネは?」
「コンタクトに戻した。水曜日から徐々にね。」
「今日は特別な日だから?」
「うん。でもちょっと息苦しいんだ。」
「じゃあE-CAFEはどうする?」
「ごめん、今日は発作を起こしたくないんだ。じゅん、行ってきてくれる?」
「・・・わかった。またいつでも行けるよ。」
「うん。まーちんに感謝しなくちゃ。」
車をそこに置いておけないので、ぼくはすぐに出掛けることにした。ファーストフードでハンバーガーの朝食をとり、・・・ところで、ジュリアさんが来たらなにをどうする?お菓子でも出すのかな、やっぱり。ぼくは前にヒジカタさんに教えてもらったおいしい洋菓子屋さんを思い出してそこでクッキーを買った。それからスーパーへ行き、食料品を一週間分くらい買った。カオルの分まで。とりあえずアパートに戻って荷物を冷蔵庫に入れたり片付けて、また車に戻る。
少し雨が降り始めた。カオルに見送られてE-CAFEへ。

 こんな天気だというのにE-CAFEはとても混んでいた。二十分程待って、あいたカウンター席に座った。ジュリアさんにひとりで来た理由を言うと、残念そうだったが、あとで会えるわね、と明るく言った。彼女もシェフもとても忙しそうで、話をする余裕はなかったが、彼女が笑顔を絶やさないのがただうれしかった。ひとりでランチを済ませ、コーヒーを飲む頃にはランチのラストオーダーの時間になっていた。カウンター席がぼくひとりになる頃、ジュリアさんもランチの洗い物を終えて、休憩時間に入った。ぼくがシェフの動きをぼんやり見ていると、彼もぼくを見た。ぼくは驚いてしまった。いつも見つめていても目を合わせることはなかったからだ。シェフが口を開いた。
「ジュリアの本名は知ってるの?」
低い声でそう言った。
「・・・いえ、知らないです。」
「そう。」
彼はコーヒー豆を量って手際良くミルに入れると、スイッチを入れた。挽きたてのいい香りが漂ってくる。なぜ彼はぼくに訊いたのだろう。彼はペーパーフィルターに粉を移す。カオルの方がもっと丁寧にする作業だ。コーヒーを蒸らす間にもう一度ぼくの目を見た。ぼくがあんまり興味深げに見つめているのが鬱陶しいのかな、と思ってあわててうつむいた。すると、意外なことを言った。
「あいつの力になってやって。」
「えっ?」
それだけで、もう彼はぼくを見なかった。
 しばらくしてジュリアさんが扉から顔を出した。
「あ、わりと落ち着いたわね。」
店内を見渡して言った。
「小野寺くん、休んできて。」
シェフはジュリアさんと目を合わせただけで、手を拭いてから扉の向こうへ出て行った。
「小野寺くんにね、今日はデートだって言ったの。ふたりも彼が出来ちゃったって。そしたら今日は四時であがっていいって。やさしいでしょ?」
後ろでドアのベルが鳴る。
「いらっしゃいませ。」

 四時を過ぎてぼくが車で待っていると、ジュリアさんが裏口から出てきた。大きな皮のカバンを持って、淡い黄色のTシャツにジーンズで髪をおろしている彼女は、店にいるときとは全然違う雰囲気だ。彼女を乗せて、ぼくはアパートへ向かった。しばらくはなにを話していいかわからずに黙っていたが、アパートが近づくとぼくから話し出した。
「古いアパートですから驚きますよ。」
「大丈夫よ。」
「木造ですよ。」
「あらステキ。レトロな感じ?」
「第一印象は小学校みたいだと思いましたよ。カオルが引越してくる前の年にユニットバスになったらしいんです。それまでは銭湯行き。」
「カオルくんの方が前からいるのね。」
「ええ。・・・あそこです。着きました。」
サイドブレーキを引く。ヒジカタさんがアパートの入口の辺りを掃除していた。ぼくらが車を降りて近づくと、ヒジカタさんがぼくらを見た。
「じゅんくんおかえり。まあ、かわいい人。」
「カオルとぼくの友達です。」
ジュリアさんは、こんにちは、と丁寧にお辞儀をした。ぼくらは二階まで行くと、ジュリアさんに廊下で待っていてもらって三階へ行った。ノックする。
「カオル、入るよ。」
「どーぞ。」
ドアを開ける。部屋がいつもより少し片付いている。ヴァイオリン曲が聞こえる。
「眠ったの?」
「少しね。もう大丈夫。」
「ジュリアさん来たよ。」
「先にコーヒー淹れるね。」
「じゃあ呼んでくる。」
ぼくはまた二階に下りて、ジュリアさんをカオルの部屋に連れて来た。
「おじゃまします。」
ジュリアさんが言うとカオルはとてもうれしそうな顔をした。
「ご覧の通りきたない部屋ですけど。」
「会えてよかったわ。」
ジュリアさんはカオルに手を差し出した。カオルも自然に手を出し、握手した。
「じゅんくんともまだだったわ。」
ぼくとも握手した。少し冷たいけどやわらかい手だった。
「ようこそ小学校へ。」
「廊下と階段はホントに学校みたいでなつかしいわ。カオルくんの部屋は絵の具の匂いがするから図工室ね。」
「くさいでしょう?」
「ううん、アトリエっていう雰囲気。独特な世界ね。」
やかんのお湯が沸いている。
「ぼくが淹れたコーヒー、飲んでくれますか?」
「ええもちろん。ありがとう。あ、手動式のミルね。やらせて。」
「珍しいですか?」
「この型は最近見ないわよ。ステキね。」
ぼくはふたりのやりとりを見ているだけで充足感を味わっていた。カオルが量った豆をジュリアさんが挽く。
「思ったより力が要るのね。優雅に見えるけど。」
「そうですね、見た目は優雅ですけどね。」
挽き終わった豆をカオルがペーパーフィルターに入れる。ポットに移したお湯をゆっくり回しかける。ジュリアさんはカオルの様子をうれしそうにじっと見つめていた。丁寧に円を描くようにお湯を落としていく。ぼくは棚からカップを三つ出してカオルの前に並べ、さっき洋菓子屋で買ってきたクッキーを器に並べた。
「ねえ、カオルくんって私なんかよりよほど丁寧に淹れるのね。」
「そ、そうですか?ぼくはほら、店と違って時間に追われないから。・・・遅いんです。」
ぼくは黙ったまま、カオルがカップに注いだお湯を捨てる。
「ふたりはいつもそうしてるの?」
「ぼくはカオルがコーヒーを淹れてくれるのを待ってるだけです。カップを出すのと、カップを温めたお湯を捨てる役目。」
「二人三脚ね。」
「ジュリアさんと小野寺さん程手際よくありませんけど。」
「フフ。あれは小野寺くんがフォローが上手なだけで、私はいっぱいいっぱいなのよ。」
「そんなことないですよ。」
サーバーに、今日は三人分のコーヒーが溜まっていく。
「あ、ジュリアさん、ミルクとか砂糖は?」
「わたしはそのままで。ありがとう。」
女の人がひとりいるだけでどうしてこんなに部屋の中が明るいのだろう。なつかしい感覚。カオルがサーバーのコーヒーを丁寧に三つのカップに注いだ。ひとつをジュリアさんに差し出す。
「ありがとう。いただきます。」
ぼくも受け取る。
「さんきゅ。」
三人で飲む。カオルとぼくはジュリアさんの反応を見ていた。
「おいしい。深い味がするわね。これ、Eブレンド?」
「そうです。」
「わあ、なんか感激。とってもおいしい。私が淹れてもこんな味かしら。」
「ジュリアさんのもおいしいですよ。でも人が淹れてくれたのってまた格別な気がするんですよね。ただここでの問題は部屋が絵の具くさいこと。」
カオルが言った。ジュリアさんもぼくも笑う。
「もうそんなに気にならないわ。」
ジュリアさんは本当においしそうにカオルのコーヒーを飲んだ。
「クッキーもどうぞ。」
「ありがとう。・・・外を見てもいい?」
「どうぞ。」
三人で並んで窓辺に立ってコーヒーを飲む。
「すごくたくさん植木があるのね。オーナーのところもこんな感じよ。」
「さっき会った大家さんと、ぼくの隣の部屋の人とで世話をしているんです。」
「ああ、そういえば山草展に来てらしたっけ。私が帰ろうとしたとき。」
「そう、その人。」
ぼくらはしばらく黙ったまま庭を眺めていた。ゆっくりとジュリアさんが話し始めた。
「ねえカオルくん、今日も体調がよくなかったんですって?」
「あ、はい。」
「辛いんでしょう?」
「・・・ええ。」
「私ね、悲しいことがあったときとか辛いことを思い出したとき、ステキな想像をすることにしてるの。リラックスしてね、椅子に座って・・・ベッドに寝転んででもいいわ、目を閉じるの。例えば私だったら・・・一面のお花畑にあるお花を好きなだけ、抱えきれないくらいたくさん摘んで、お部屋を花でいっぱいにして、好きな音楽をかけておいしいコーヒーを飲みながらとっておきのケーキを食べるの。ハンモックに乗っているところ、なんていうのもいいわね。自由に考えていいんですもの。想像だから。大好きな俳優さんとデートしているところとか、空を自由に飛んでいるところとか、たのしいことをいっぱい考えるの。そうするとね、心に栄養がいきわたる感じになるの。」
ぼくは胸が熱くなった。カオルがつぶやく。
「ステキですね。」
「カオルくんにも出来るでしょう?簡単だもの。じゅんくんもね。」
「ええ。いいことを教えていただきました。」
「辛いことばっかりじゃ自分がかわいそうですものね。・・・あ、あそこの白いのはクチナシね。あの香りはたまらなく好き。」
 ぼくらはコーヒーとクッキーでしばらく会話をたのしんで、今度はぼくの部屋に絵を見に来ることになった。木製の階段をジュリアさんはとても気に入ったようだった。
 ぼくの部屋に入ったとたん、わあっ、とジュリアさんは声を出して絵に近寄った。
「またこの絵を見られてうれしい。」
「そんなこと言われたらカオルの方がもっとうれしいはずですよ、そうだろ?」
「うん。」
カオルは顔を紅潮させていた。ジュリアさんはしばらくなにも言わずにじっと絵を見つめたまま動かなかった。そしてやさしい声で言った。
「ステキだわ。この質感も色のやさしさも。」
「ぼくもカオルの絵は好きです。」
ぼくは絵が見えるように椅子の向きを変えてジュリアさんに勧めた。
「ありがとう。特等席ね。」
ジュリアさんが腰掛けると、カオルはベッドに座った。ぼくはテーブルを動かしてもうひとつの椅子に座った。(椅子がふたつしかないのだ。)
「そうだ、これ。」
ジュリアさんはカバンからなにかを出そうとしている。ワインだった。ロゼの・・・。
「この絵を見ながら飲みたくって・・・。いいかしら。」
「ええ。」
「ふたりとも、飲めるでしょう?」
飲めない、とは言い難かった。カオルが大きな声で言った。
「ぼく、いただきます!なんだか気分がいいから。」
そんなに飲めないのに。でも飲みたい気持ちは充分すぎるくらいわかった。
「すいません、ぼくは・・・あとで車を返しに行かなくてはならないんで・・・。」
町田まで運転しなくてはならない。
「そう。無理には勧めないから安心して。」
ぼくは引き出しから栓抜きを探した。確か捨てていなかったはずだけど・・・。
「あった。」
カオルが栓を抜いている間にぼくは棚から親戚の引き出物にもらったペアのウィスキーグラスを出して洗った。きれいに拭く。
「ごめんなさい、ワイングラス持ってなくて・・・。」
「気にしないわ。これ、ステキなグラスね。」
カオルはコルクと戦っている。
「開いたー。」
カオルは飲む前からテンションが高かった。ぼくはいつも使っているグラスにウーロン茶を注いだ。ジュリアさんとカオルはお互いにワインを注ぎ合っている。ウィスキーグラスの中のロゼワインはとても美しかった。
「じゃあカオルくんの絵に乾杯。」
「カンパーイ!」
グラスをぶつけ合う音。それぞれに飲む。カオルは結構思い切って飲んでいるけど平気か?
「あ、こういうときはナッツが一番。」
「悪い、ここにはないよ。」
「オレ、取ってくる。」
カオルはドアに向かった。
「あ、カオル、ドアは開けといて。」
「了解。」
階段を駆け上がる音が聞こえる。
「じゅんくんって紳士なのね。」
「え?」
「気を使ってくれてるの、わかる。」
ぼくはジュリアさんのグラスにワインを注いだ。
「ぼくはカオル程繊細じゃないんですよ。」
「ラジオを聴いていればあなたがどんな心根の人かわかるわよ。」
カオルが下りてきた。ドアを後ろ手に閉めながら、
「ありました、ミックスナッツ。」
「カオルはリスみたいにナッツ好きなんですよ。」
「リス?」
ジュリアさんがたのしそうに笑った。ぼくは磁器の器にナッツを出した。
「どうぞ。」
「ありがとう。今日はコーヒーもおいしかったしワインもおいしいわ。」
「カオル、よかったね。」
「うん。」
しあわせそうなカオルの顔がうれしい。そのとき、ジュリアさんの目から光るものがこぼれ落ちた。
「ジュリアさん?」
「あ、ごめんなさいね。たのしいのよ。・・・そう。」
カオルもぼくも固まったままジュリアさんを見つめた。
「私ね・・・、大学時代、恋人がいたの。やさしくて・・・いつもそばにいてくれた。それだけでしあわせだったわ。彼は小野寺くんとも仲良しでね、よく三人で出掛けたりしていたの。でも・・・彼は死んだわ。」
ジュリアさんの目から大粒の涙が次々とこぼれ落ちた。ぼくらと三人でいて、思い出したのだろうか。カオルはワインをぐっと飲み、ジュリアさんの髪をやさしくなでた。ぼくはふたりのグラスにワインを注ぐ。
「私、泣き上戸じゃないはずなんだけどな。」
「泣きたいときは泣いた方がいいですよ。」
ぼくが言うと、小さくうなずいた。カバンから薄紅色のハンカチを出して、涙をぬぐった。
「忘れられないの。・・・彼とね、パリへ行く計画をたてていたの。結婚しようって。新婚旅行にパリへ行こうって。私が絵が好きだからパリの街並みをふたりで眺めながらワインを飲もうって。それなのに・・・。」
ジュリアさんは少しワインを飲んでまた涙を拭いた。
「私ね、なぜかカオルくんのこの絵を見たときに思ったの。こんな街並みを見るはずだったんだって。街角には絵を描く人が立っていて、彼と腕を組みながらそんな光景を見るのをたのしみにしてた。カオルくんは私の夢を少しかなえてくれたわ。ありがとう。感謝してるわ。」
ジュリアさんはカオルの肩をそっと抱きしめた。カオルはもうかなり酔っているようだった。それでもうれしそうな、満足げな顔をしてベッドに横になった。目を閉じる。
「カオル、寝るなよ・・・。」
返事はない。しあわせなヤツだ。ジュリアさんは窓辺へ立って外を見た。ぼくも横に立つ。そばにいてあげないと壊れてしまいそうな気がした。
「事故だったの。」
「事故?」
「彼と小野寺くんと三人で海を見に行った帰りだったわ。車でね・・・対向車線から飛び出してきた車にぶつかって・・・。」
ぼくはなにも言えなかった。
「即死だった。小野寺くんと私は怪我で済んだけれど・・・。」
「そんな・・・。」
「相手は飲酒運転の男だったわ。その人は罪を償ったけれど・・・許せないのよ。憎いの。ものすごく恨んだ。でも私が人を恨むことを・・・亡くなった彼は望まないと思ったの。」
「わかります。」
「そんなとき今のオーナーから店をつくる話をいただいて。全部ふたりに任せるって言って下さって、建物から家具やメニューまで、小野寺くんと私はその計画を立てたり開店の準備をすることに神経の全てを集中させたわ。そうすることで忘れられたから。店が出来てからも忙しければ忙しいほど忘れていられた。私が思い出して泣くから小野寺くんは私の名前を呼ばなくなったわ。ジュリアって呼ぶようになって、店に来るお客さんたちも私をその名前で覚えてくれた。がんばらなくても忘れていられるようになってきたの。仕事もたのしいし、常連さんもいい人ばかりだし。でもあの日・・・。」
ジュリアさんは言葉に詰まった。
「じゅんくんをバスからみつけた日。」
「ああ。」
「・・・・・あの男が来たのよ、店に。」
「えっ・・・。」
「忘れることなんかできない、あの顔。しあわせそうに、家族連れで・・・。世間って狭いものね。私、とても接客なんてできない、店にいることもできないくらい動揺したわ。小野寺くんも気が付いて、帰った方がいいって。私、店員失格ね。小野寺くんだって友人を奪われた相手なのに。」
「・・・・。」
「頭の中でいろんなことがグルグル回って、叫びたくなるくらいだった。とにかくそこを離れたくて、来たバスに飛び乗ったの。違うことを考えよう考えようとして外を見ていたらじゅんくんがいたの。」
「そうだったんですか・・・。」
「あのときじゅんくんに抱きしめられて・・・、これは亡くなった彼が下りてきたんだと、じゅんくんをそうさせたんじゃないかと思ったわ。自分の代わりに。彼がそこにいたらきっと同じように抱きしめてくれたはずだもの。」
「ええ。」
「じゅんくんが行ってしまったあと、涙が止まらなかった。今みたいに。」
ジュリアさんはぼくにしがみついて泣いた。
「いろんなことを考えてしまうの。もし彼とあのまま結婚していたら、子供ができていたら、今頃はもう小学生になってるわ。どうして神様は彼だけを連れて行ってしまったの?どうして私も一緒に・・・。」
ぼくはジュリアさんを抱きしめた。あの日のように。いつも笑顔しか見せない彼女にそんな悲しい過去があったなんて。
「じゅんくんに目元が似ているの。いつもやさしく見つめてくれた。」
彼女がすすり泣くのが胸に伝わってくる。
「由衣子・・・。」
ユイコ?
「私の名前よ。・・・一度だけ呼んで欲しい。お願い。」
ぼくは彼女の肩を強く抱き寄せた。
「由衣子。」
「・・・ありがとう。」
ぼくらはしばらくじっと抱き合っていた。
「私、酔ってるみたいね。このことは忘れてね・・・。私もこれで悲しい思い出から卒業しなくちゃ。もう泣かないわ。」
by whitesnake-7 | 2007-11-21 07:07 | 36.~41.
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